はやとの風、最終章(撮影編)
皆様 こんにちは
さて今回は3月21日をもって18年間の運転にピリオドを打った特急はやとの風の最後の撮影に行ってきました。
私自身、そこまで多く撮影することはなかったのですが、九州新幹線部分開業以来、定期運行はもちろんのこと、時には臨時列車で矢岳越えをする場面とかもありました。また、指宿のたまて箱がデビューしてからは運用の都合で指宿枕崎線で姿を見せたり、逆にたまて箱の車両で運用に入ったりと楽しませる機会もありました。今回はその有終の美を飾るということで最後の記録をお届けします。
スタートは帖佐~姶良間の菜の花畑から
実は最近になって見つけた場所で、他の方の写真を元に行ってみたいということでここから始まりました。この日は薄曇りではありましたが、絵になる風景になったのかな?と思います。

続いては肥薩線に入り、植村周辺で狙いました。ここは桜との撮影で有名な場所です。ただ、桜の時期はまだ先でありましたが、直線ルートとなっているこちらは縦撮りで狙いましたが、久々行ったのもあり、まだまだといったところでした。

再び日豊本線に戻り、今度は別府川橋梁にて。ここでも結構狙ってきました。水鏡を狙っていましたが、直前になって風が吹き出し撃沈でした。ですが、前照灯の一部はきれいに映っていました。

撮影後、近くで昼飯をとり後半戦へ。まずは肥薩線の表木山周辺のカーブへ。上下線ともうまくいったりいかなかったりと色々と考える場面が多い場所でもありました。それだけ「し」の字のカーブにはドラマがありました。

今度は九州道で栗野ICまで突っ走り、ここもこれまで狙ってきた吉松~栗野間の鉄橋へと
ここも長いこと狙ってきたのですが、水鏡のタイミングや鉄橋の通過時のバランス等、考えることも多い場所でした。

再び表木山周辺の「し」の字のカーブ周辺へ。この撮影をした8023Dは時間があまりなく、ロケハンするには厳しい場面もありましたが、近道を勉強したりするいい機会にもありました。今度は「し」の字を狙うのではなく、その手前にある直線を狙いました。

そして最後は再び日豊本線へ。仙厳園周辺で狙うとなると本当に時間と渋滞との"たたかい"でした。花倉を過ぎると片側1車線になってしまうのでいかにして追い越せるかにかかっています。今回は日豊本線が5分程度遅れていましたのでどうにか間に合いました。
最後は桜島をバックにと考えていたので、どうにか狙うことができました。しかし、線路ギリギリで撮影した人がいたようで、何度も警笛を鳴らしついには列車が一時止まってしまう場面もありました。このようなことは絶対にやめて欲しいものです!!

といったところで最後の撮影は終わりました。秋になって「ふたつ星」としてデビューしますが、それにも是非期待したいものです。
