ついに2ヶ月の苦難に"サクラサク!"
いかがお過ごしでしょうか?
久々の投稿となります。9月からこれまで更新頻度が少なめとなっておりました。
と言いますのは、これまでにも書いていきました去る10月28日に危険物取扱者試験を受験に九州共立大学に行ってきました。
そして本日正午に発表の日を迎え、無事合格することができました。
8月31日に受験を決め、9月1日に受験を申請し参考書等を揃え、9月2日から勉強開始と日数が僅かでその中で答案練習もしなければならないので正味40日でテキストを終わらせなければならず、しかも10月は鹿児島市民文化ホールで開催した鉄道写真展とも見事に重なり準備もしつつ、さらに9月中旬過ぎから台風の影響で日豊本線が一部不通になった関係で緊急の写真撮影が入ったりと、大変厳しい環境の中での試験勉強でした。
危険物取扱者試験は、
1.危険物に関する法令(15問中9問以上正解)
2.基礎的な物理・化学(10問中6問以上正解)
3.危険物の性質・火災予防・消火の方法(10問中6問以上正解)
といった構成で、まずは言葉を覚え、慣れることから始まりました。物理・化学は高校卒業程度(私の時代では物理IB・化学IB(一部化学Ⅱ含む))で、高校時代は理系だった上、化学は得意でしたので、
「ある程度大丈夫だろう~」
と半分なめてかかっていました。
これが試験数日前までヒヤヒヤすることに…
「化学反応式がうまく立てられない。」
その頃、消防試験研究センターのHPでアップしていた過去問題を解いていた頃でしたが(9月末頃)、ここで一気に物理とともに危機感を感じ、一気に化学反応式と熱化学方程式の練習となりました。高校時代からウン年のブランクを感じた瞬間でした。
今思うと、法令と物理化学は同時進行で勉強すべきだったと反省しております。(効率的に進めるうえで)
法令は特に
「ことばの罠(わな)」
を痛感させられました。確かに国家試験ですからそれがあるのは所定ですが、慣れるまでが一苦労でした。ある意味難しかったのは、
「許可」「届出」「承認」「認可」
この言葉たちです。最後の最後まで振り回されました。
指定数量も第4類危険物以外(硫黄・マグネシウム・硝酸等)が出題されることもあるので、それの指定数量を覚えるのも一苦労でした。幸い、私の試験の時は第4類の組合せ計算だけでした。
【今回お世話になったテキスト】
・最新乙種第4類危険物取扱者合格完全ガイド(日本文芸社)
・乙種4類危険物取扱者試験平成29年度版(公論出版)
・乙種第4類危険物取扱者精選問題300選(引文社)
・乙種第4類危険物取扱者本試験そっくり!問題集(ナツメ社)

最初は日本文芸社のテキストで進めていきました。図解は分かりやすくよかったのですが、練習問題が少なく、
「大丈夫かな?」
と悩みだし、精選問題集の追加の問題集ということで公論出版のテキストを購入しました。まだこの時点ではスゴいテキストとは実感していませんでした。ただ、アマゾンでベストセラーというだけで…(ガチで!)
しかし、これが大当たりになるとは…
まず最初に思ったのは、日本文芸社のテキストでカバーできていなかったことをきちんと述べていたことと、公論出版のテキストは文章の羅列になっていても、それは試験で最も重要なことを整理していたことです。これが実際の試験にも役に立ち、最後の2週間はこれとそっくり!問題集で乗り切りました。
私が受けた試験は、約半分は公論出版のテキストからそのまま的中でした。試験後の夜、帰りの新幹線で笑いがこみ上げるほどでした。
やはりどれだけベストセラーだったかが理解できました。
ちなみに公論出版のテキストは書店では購入できません。(公論出版HPかアマゾン・楽天ブックスなどネットでの購入のみ)
ホンマに助けられて戦争だった2ヶ月を乗り切ることができました。
さて、これから免状申請作業が始まります。
「Challenge for the future!」
でさらに乗り切っていきたいと思います。
試験の成績ですが、法令100点、物理・化学90点、性質100点でした(11/24追記)
