ナイトビュー姨捨で夜景を楽しむ(その1)
今回から複数回に分けて2016年5月13日~5月15日にかけて出掛けてきた関東~信州~新潟の遠征の模様を書いていきたいと思います。今回の遠征の記事は、順番に書くのではなく、テーマ別に書いていこうと思います。
と言いますのは、順番に書いていってしまうとかなりの量になり、後から見返すときに分かりにくくなる恐れがあるためです。
よく旅行記となると順番に書くのが確かにセオリーであり、流れが分かりますが…、今回はそのようにさせていただくことをご了承ください。
この日の夕方、晩飯とワインを調達し、在来線乗り場へ向かうとお目当ての列車がやってきました。



今回乗車するナイトビュー姨捨はHB-E-300系で次世代型ハイブリッド気動車です。2010年に長野地区に導入し、その後、秋田地区・青森地区にも導入されています。長野地区では「リゾートビューふるさと」として運転しており、昼間は長野~松本経由で大戸線に乗り入れJR西日本との境界駅である南小谷まで結んでおり、夜はこの「ナイトビュー姨捨」(例年4月~9月の期間限定)として長野~姨捨間で運転しています。


次に字幕なのですが、ナイトビュー姨捨独特の字幕が用意されており、星と三日月が描かれている可愛い仕様となっています。
列車となると字幕も必ずと言っていいほどおさえる私ですが、なかなかの粋な計らいです。
続いて、車内に乗り込んでみましょう。


写真でお分かりと思いますが、シートピッチがグリーン車並みにかなり広めになっており、もちろんリクライニングもしますので、快適に過ごすことができます。シートデザインもブラウンを基調とし、レッグレストと端の部分は赤色で構成されており、九州とは違ったデザインとなっています。(別に九州で多用されている某先生を批判しているのではない!→ココは大事)

RESORT HYBRID TRAIN

先頭車と最後尾には、写真のような展望スペースが設けられており、運転台からの景色も一望することができます。


長野県のゆるキャラ「アルクマ」くんです。こちらと記念ボードとも絡めて…

晩酌用のワインです。長野駅で購入しました。

列車が発車し、2人で弁当とワインで"晩酌"ならぬ、"呑み鉄"が始まりました。途中、篠ノ井からは篠ノ井線に乗り入れ、桑ノ原信号所で運転停車したのち姨捨へと向かいます。

姨捨に到着し、このまま復路発車まで待機かと思いきや…
「そんな甘い話はない!」
なぜ待機しないのか?というかできないのか?
実は姨捨駅の駅の構造にあります。姨捨駅はスイッチバック駅です。長野方面からの場合、一旦松本側にあるスイッチバック専用の引き上げ線に入り、そこから駅構内に入り、発車時はそこからさらに山側の線路に入り松本方面へと向かいます。ただし、特急などの通過列車の場合は、駅構内には入らずにそのまま通過していきます。九州のスイッチバックのある駅と違う構造です。
その関係で、姨捨駅に長時間列車を停めることができないため、姨捨到着後は、2駅先の聖高原駅まで回送となります。
はい、この予備知識を失念しておりました(汗)
さて、ここからはお待ちかねの夜景であります~
その2に続く

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