気付けば9月も第2週目に突入しました。朝夕は鹿児島も少しずつではありますが過ごしやすくなりつつあります。とは言え、そんな私は次の試験に向けて慌てているのと先月行ってきた出張の復命書の作成に追われています。これがまとめるのが大変なこと大変なこと…ですが数日中に完成させたいと思います。
そんな中、先日、うれしい話題があり、日頃から鉄道を趣味として活動している仲間の一人が来春、自分と同じ業界で活躍することになったという報告がありました。私もこの趣味を始めてから10年以上経ち、さらに今の職場に入ってから来月で9年目に突入します。これまで8年間、紆余曲折経てきました。恥ずかしながら、投げ出したいと思う過去もありました。
通勤距離は片道で約70kmの車通勤、周りからは
「大丈夫か?」
とか
「この通勤生活、続けられるか?」
などの一言がありましたが、通勤生活は今現在、AQUA生活になっても続けることができています。それはなぜかというと、自分がこれまで築き上げたことの集大成、そして、自分が好きな仕事だからなのではと考えています。
そうでもなければ
"通勤"ではなく
"痛勤"
になってしまいますから…好きでもない仕事、興味すら湧かない仕事に嫌々ながらやっていたらどうなってしまうかはお分かりの通りだと思います。おそらく、この長距離通勤すら続いていないと思います。
例えば私の職場である「運転」と言っても、動力車操縦者運転免許を取得して運転士になって本線上を運転するだけが「運転」ではありません。そこから派生して列車の運転状況を管理する立場である「運転指令」や乗務員を管理・指導する立場「運転指令長」(JRで言う助役)になったりと業務内容は多種多様あります。これ以外にも「運転業務」に関する全国の講習会や研修にも出席してこの業界の現状やこれからの展望などを勉強する機会もあります。ですので、「運転」という仕事でもたくさんのことを勉強しなければなりません。
以前、JRの研修に行った時も本業社員から、
「ずっと勉強していかなければならん環境だよ!」
と。要するに、
「"運転"という分野だけでも奥が深い!」
ということです。運転以外にも保線・電力・信通・検修と我々技術屋はそれぞれの分野で勉強会や研修会もあります。さらに運転士以外で資格試験を受けなければならない機会もあります。
だからこそ、
「好きこそ物の上手なれ」
という言葉が生きているのです。
私がこの業界に踏み入れてからもうすぐ8年ですが、仲間内もこれまで何人かこの業界の門を叩いて入っていくのを見るとうれしい限りであります。確かに厳しい仕事ばかりですが、これからの活躍に期待したいと思います。




